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[LAB NOTE] — スプラトゥーン風ペイントを現実に — AR ペイント実験
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スプラトゥーン風ペイントを現実に

AR ペイント実験

「スプラトゥーンみたいに、現実に色を塗れないか?」——気まぐれで始めた、AR で現実を塗る実験の記録。

TYPE
AR 描画実験
ROLE
企画から実装まで一人で
PLATFORM
AR (Unity)
STATUS
検証済

THE IDEA

きっかけ

気まぐれで、「スプラトゥーンみたいに色を塗るシステムを、現実で実現できないか?」を実験してみました。

考え方はこうです。現実の平面を検出して仮想的なプレーンを生成し、そこへ弾を撃ち込んで、現実に色を塗るような表現ができないか——という試作です。

結論から言うと、ダメでした。ただ、不可能ではないと思っています。

HOW IT WORKS

仕組み

今回の仕組みでは、シェーダーでオブジェクトのメッシュを UV テクスチャとして扱い、プログラム側で、弾が当たった位置からテクスチャ上の座標を計算します。

そして、その正確な位置にマスクを描き込み、オブジェクトの上に色が塗られたように見せる——という流れです。

WHAT WORKED, WHAT DID NOT

成功と失敗

最初は、普通の Plane や Cube のようなシンプルなオブジェクトでは、問題なく実現できました。

しかし、実機で AR Plane に対して試すと、うまく表示されません。そこで「AR Plane は普通の 3D Plane ではなく、もっと細かく不規則な形状のメッシュなのでは?」と考えました。

次に、3D 背景の構築にも使われる ProBuilder のメッシュで、同じ仕組みが使えるかを試しました。当時のシステムはまだ ProBuilder を対象にしていなかったので、その対応も追加で実装しました。

結果、ProBuilder では成功。「これなら AR もいけるのでは?」と期待して試したのですが——。

FIG.01 — 射撃前(ProBuilder オブジェクト)
FIG.02 — 射撃後:色が塗られた(ProBuilder では成功)
▶ AR vs ProBuilder
FIG.03 — 左:AR 実機で AR Plane に射撃した表示 / 右:テスト中の ProBuilder オブジェクトの反応

CONCLUSION

結論

今回は、AR Plane への描画までは届きませんでした。とはいえ、ProBuilder のメッシュでは成立したことから、AR 側のメッシュの扱い方さえ整えれば、不可能ではないと感じています。気まぐれの実験でしたが、メッシュと UV、そして AR が現実をどう「面」として捉えているかを、手を動かして理解できた検証でした。